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尿検査の大切さ

[2025.12.18]

こじま内科クリニック院長の小島です。

 

開院以来、腎臓に関するご相談を非常に多くいただいております。
本日は、腎臓病を考えるうえで重要な「尿検査」についてお話しします。

腎臓病の評価においては、血液検査と同じくらい尿検査が重要です。なかでも尿蛋白の有無は、その方の腎臓の将来を予測するうえで、極めて重要な指標であると言っても過言ではありません。

特に糖尿病の患者様では、血液検査で腎機能の異常が認められる前の初期の段階から、尿中に微量のアルブミン(タンパク質の一種)が検出されることがあります。このような場合、すでに腎臓病が始まっている可能性がありますが、微量アルブミン尿までの段階であれば、まだ回復の余地が残されているとされています。よって、この時期に積極的な治療介入ができるかどうかが、その後の経過に大きく影響します。

【参考】糖尿病性腎症におけるアルブミン尿の分類

・正常アルブミン尿:30 mg/gCr 以下 
・微量アルブミン尿:30~299 mg/gCr ←適切な血糖管理により、正常アルブミン尿に改善する可能性があります。
・顕性アルブミン尿:300 mg/gCr 以上 ←蛋白尿を減らす効果が期待される薬の内服が望まれます。

当院では、院内検査に力を入れており、-から3+と段階的に評価する定性検査に加え、より精密な尿蛋白の評価(※尿中アルブミン検査)も可能です。

※糖尿病の患者様に限り、3か月毎に測定することができます。アイギアプロという機械を用いて即日で判定可能です。

 

腎臓の状態が気になる方、特に糖尿病をお持ちの患者様は、ぜひとも尿検査を受けましょう。


 

↑尿中のアルブミンを測定できるだけでなく、血糖管理の評価(HbA1c測定)や感染症時の炎症の評価(CRP)も可能です。

↑尿検査全般の正確な評価が可能です。

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